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損害保険会社へ提供する鑑定業務

  

損害保険会社へ提供する鑑定業務

 我が国の社会的・経済的環境の激変によって,すべての産業において技術革新の波が押し寄せ,日々の技術革新を怠ると企業の存続にかかわる事態となっています。このような環境の中,損害保険業界が,企業を対象に引き受けを行っている付保物件(有形,無形を含め)はますます複雑化,高度化,精密化しているのが現状です。一旦これらの物件に事故・損害が発生した場合,事故原因の究明や損害処理には,当該分野に精通した高い専門家的能力が必要とされます。
 技術鑑定会は,それぞれの分野の専門家のチーム力によって,技術革新により複雑化・高度化・精密化した付保物件に発生した事故・損害の的確な鑑定業務を遂行し,損害保険業界のお役に立ちたいと願っています。

  

A.具体的なご提供業務の内容

 危 
 険 
 の 
 現 
 実 
 化 
 ・ 
 事 
 故 
 発 
 生 


 

 
 
 

 


鑑定対象の事故原因の究明
事故発生の有無の解析
保険事故に該当する事故か否かの判定
事故と損害の因果関係の解明     

受損した鑑定対象の復旧費算定
損害賠償額の算定
時価額の鑑定

損害軽減・事故再発防止方法・技術のご提案

事故原因及び事故発生の有無をめぐって裁判となった事案の鑑定
鑑定とは別に専門技術分野のセミナ開催

  

B.鑑定の対象となる事故,災害及び紛争

 ・自然災害  :落雷,風水害,竜巻,雹,地震など 
 ・人為的事故 :火災,爆発,PL(製造物責任)事故,交通事故(自動車,鉄道事故など),
           電気・電子的事故,機械的事故,システム事故など 
 ・紛争     :裁判事案

  

C.鑑定の対象となる損害の形態

 ・企業の所有または管理するする資産・財物・システムの損害
 ・企業が負う第三者に対する賠償責任損害 

  

D.鑑定の対象となる保険の種類

  火災保険(自然災害を含む),組立保険,機械保険,動産総合保険,土木工事保険,
  コンピュータ総合保険,生産物賠償責任保険(PL保険),自動車保険(賠償責任保険)など

  

E.鑑定の対象となる専門技術分野など

 ・機械・電気・計算機(コンピュータ)全般の技術鑑定・システム鑑定
  対象機器・設備:産業機械電気設備・制御設備,高圧受電・変電設備,
  メカトロニクス機器,産業用ロボット,自動組立機,レーザー装置,電源装置,
  画像処理機器,液晶関連機器,光ファイバー関連機器,物流関連機器,
  防災・保安機器,測定検査機器,試験機器,計測器,食品機械,
  半導体,半導体製造装置,半導体組立装置(チップマウンター),半導
  体実装検査装置,インサーキットテスター,監視装置,その他電子機器・
  電気製品・回転機・電気機械 など
 ・建設関係全般の技術鑑定・システム鑑定
 ・交通・車両・自動車関係の事故・火災・衝突事故・全般の工学鑑定・システム鑑定
 ・自動車事故調査・鑑定,二輪車事故調査・鑑定,自動車事故修理・鑑定,
  自動車製造技術鑑定,自動車整備技術鑑定,ブレーキ事故鑑定,エンジン鑑定,
  自動車事故の痕跡・車の変形鑑定,事故現場の状況,
  自動車事故の過失割合,事故原因の究明
 ・PL事故全般の技術鑑
 ・ソフトウエアの技術鑑定・システム鑑定
 ・原子力関係全般の技術鑑定・システム鑑定
 ・特許関連・技術範囲の鑑定全般(既存技術・システムとの同一性技術鑑定)
 ・土木工事

  

F.鑑定業務の発注,受託,その後のプロセス

 鑑定業務のご依頼→技術鑑定会営業窓口(Eメール,電話)→ご依頼内容の概要ご確認
 →当会担当鑑定人決定→営業担当者と担当鑑定人がご依頼会社の損害調査担当者と面談
 →現場または鑑定対象の調査日程,鑑定料,守秘義務契約,ご提出いただく資料,
   鑑定書の納期などについてお打ち合わせ→鑑定内容・業務委託契約内容の確定
 →現場調査など実施→ 中間報告・必要に応じて鑑定内容についてお打ち合わせ
 →鑑定資料が完備→鑑定書作成・ご提出(納期期限内)→鑑定料ご請求→鑑定料お支払
 →要すれば裁判事案は証人として出廷

  

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